インスペクション・相続・空き家について

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インスペクション・相続、空き家物件の売却について

幅広いご提案と地元業者ならではのフットワークの軽さで、
飯塚市・筑豊エリアの不動産売却をトータルサポートする「WILLハウジング株式会社」。
こちらでは、インスペクション(建物診断)と、相続物件・空き家の売却についてご案内しています。
戸建て・マンション・土地などの売却をお考えの方、空き家対策でお悩みの方はぜひご覧ください。

不動産を売却する前に売主様の責任について

不動産を売却する前に売主様の責任について

境界の明示

売却・購入といった不動産取引において、「取引する土地は、どこからどこまでか」と敷地を明確にすることを「境界の明示」と言います。境界が明確でない土地を売却すると、売却後に境界をめぐるトラブルも起こりやすいため、売却前にきちんと境界を明確にしておかなくてはなりません。

境界の明示を行う場合は、隣地所有者立会いのもと、土地家屋調査士などの有資格者が測量を実施。もし境界明示義務を履行せず、境界が曖昧な土地を売却した場合には、「契約の本旨に従った履行をしなかった」として、売主に債務不履行による損害賠償責任が生じる可能性があります。

対策

まず、当社が調査を実施し、境界を確認(無料)。確認できない場合は、土地家屋調査士が測量・境界標の埋設を行います。

瑕疵担保責任

雨漏り、建物内部の柱の腐食といった欠陥は、通常の生活では発見することが困難です。こうした、通常の生活では気づかない欠陥のことを「隠れた瑕疵(かし)」と言い、もし建物の売却後にこうした隠れた瑕疵が発覚した場合には、売主は瑕疵担保責任を負います。

売主に対して瑕疵担保があった場合は、損害賠償や契約解除を求められます。

対策

売却前のインスペクションを行うことで、建物の状態を買主に伝えることができます。インスペクションとは、専門家が建物の欠陥の有無や劣化状況などを確認する建物診断のことです。また、瑕疵保険に加入することでも、上記のリスクを軽減することができます。

説明(告知)の義務

売主は買主に対して、売却する不動産について説明する義務を負っています。これは民法で定められている「信義誠実の原則(信頼を裏切らず誠実に行動しなければならないという原則)」に基づくもので、契約締結前の段階もその範疇に含まれます。

対策

売却する不動産について、自身が知っていることの中で、「買い手にとって不利益となる可能性がある点は、すべて伝える」ということが重要です。不利益となる点を伝えると売却できないと思うかもしれませんが、知っている事実を隠すことは信義誠実の原則に反します。たとえ見えない 部分でも、できるかぎり知る努力をして、得た情報を買主に伝える。それこそが信義誠実に則った行動であり、これは売主としての責任を軽減することにもつながります。

こうした売主としての責任を軽減するためには、売却前に建物の状態を正確に把握しておくことが大切です。不動産売却の際には、専門家による建物診断「インスペクション」をぜひご検討ください。

インスペクションとは?

建物診断とも呼ばれる、専門家による建物チェックです。住宅をよく知る専門家(建物診断員)が不動産の状態をチェックし、建物の欠陥の有無や劣化状況、改修すべき箇所や改修に必要なコストなどを診断します。第三者的な立場で専門家が診断を下すため、不動産売却の際は買い手の安心感にもつながり、取引の透明性も高くなります。

中古住宅に抵抗がある理由/資料:国土交通省「土地問題に関する国民の意識調査(平成23年度)

実際に中古住宅の売買が盛んな欧米諸国では、売買取引全体の7割以上でこのインスペクションが行われている地域もあります。そのような地域では、インスペクションを行って売主から買主へ建物の状態を正確に伝えることは、もはや常識になっていると言って良いでしょう。

日本でも近年は中古住宅を購入してからフォームして住む人が増え、既存住宅への意識が変化してきています。また、国の制度推進もあり、インスペクションは現在、急速に普及しはじめています。

当社はインスペクションに対応し、お客様のスピーディーかつ安心の不動産売却をトータルサポートしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

インスペクションをおすすめする理由

インスペクションを導入するメリット
  • 専門家が科学的根拠に基づいて診断を下すため、売却する建物の状況を正確に把握できます
  • 売却、引き渡し後の買主様とのトラブル、予期せぬ瑕疵や不具合の発覚による出費を回避できます
  • 買主様に正しい情報を伝えることができ、信頼関係の構築につながります。またその結果、スムーズな取引につながります
  • 売却前に必要に応じて瑕疵や不具合を補修できるため、取引後のトラブルへの不安がなくなります
  • 既存住宅売買瑕疵保険の加入によって、引き渡し後のリスクを軽減できます

建物診断にベストなタイミングは?

トータルでのサポート・ご提案が可能

飯塚市のWILLハウジング株式会社では、仲介売却、不動産買取はもちろん、査定・インスペクション(建物診断)、住宅保険やローンのご提案まで、不動産売却をトータルサポートしています。インスペクションによって売却前に物件の状態を正確に把握できれば、修繕やリフォームを行って高く売却することも可能です。また、売主様の責任を果たすことになり、買主様の安心感も得られるため、スムーズな売却の実現にもつながります。

当社の関連会社には筑豊地区地場業者着工実績NO.1の「協同建設株式会社」があり、リフォームも視野に入れた幅広いご提案が可能。インスペクションや売却前の修繕・リフォームも含め、お客様の安心・満足につながる不動産売却を提案・サポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

診断項目のご紹介

1:建物内部基本調査

既存住宅売買瑕疵保険の検査項目に沿って、建物内部を検査します。

2:建物内部詳細調査

壁、天井のひび割れ、雨漏り跡、結露による劣化、カビなどをチェックします。

3:床と内壁の傾斜

建具の開閉などにも影響する、とても重要な項目。レーザーレベルという機器で傾斜を計測します。

4:床下点検口調査

床下点検口から、構造部材のひび割れや劣化、腐朽などを検査します。

5:床下詳細調査

カビや構造材の腐食が起こりやすい床下の状況を、詳しく調査します。

6:小屋裏点検口調査

換気状況やカビ、腐食、断熱材・構造材の状態などをチェックします。

7:基礎

基礎のひび割れや、鉄筋の有無、鉄筋の露出、蟻道の有無などをチェックします。

8:外壁

外壁のひび割れやサビ、劣化、コーキングの割れなどをチェックします。

9:屋根・軒裏

サビ、塗装の状態、雨どいの落ち葉・泥などをチェックします。

10:給排水管

既存住宅売買瑕疵保険の検査項目に沿って、給排水管路を検査します。

11:設備機器

給湯・暖房・換気設備といった各種住宅設備機器の点検、試運転を実施します。

12:赤外線サーモグラフィ検査

壁内や天井裏など、普段の生活では見ることができない場所を、サーモグラフィ画像を用いて検査します。

13:コンクリート圧縮強度検査

シュミットハンマーを用いて、マンション共用部のPSや機械部などを検査します。

14:屋上防水検査

既存住宅マンション戸単位瑕疵保険に加入する場合には、雨水侵入防止のための屋上防水検査が必要です。

不動産相続・空き家売却について

相続物件の売却の流れ

1 遺産分割協議
複数の相続人がいる場合は、遺産の分け方を決定。決定した内容を、「遺産分割協議書」という書類にまとめます。
2 不動産の名義人変更
お亡くなりになった方から相続する方へ、不動産の名義を変更します。相続登記手続きは、管轄の法務局にて行います。
3 不動産業者に仲介を依頼
不動産会社に仲介売却を依頼します。当社は不動産買取・買取保証での対応も可能ですので、まずは一度ご相談ください。
4 確定申告・納税
不動産売却で得た利益には、譲渡所得税がかかります。売却益の確定申告を行い、必要に応じて納税します。

空き家物件の売却の流れ

1 ご相談・査定依頼
まずはお電話またはメールフォームから、お気軽にご相談ください。無料査定のご依頼をうけたまわります。
2 不動産会社の決定・売却依頼
不動産会社の提案にご納得いただけましたら、媒介契約の締結をおこないます。当社は経験を活かしてアドバイスいたしますので、もし気になることがあれば何でもご相談ください。
3 売却価格の決定
市場相場・お客様のご要望などを踏まえ、空き家の売却価格を決定します。
4 購入希望者との交渉
不動産会社が売主様と買主様の間に入り、売買価格、その他条件の交渉を行います。また、購入希望者様による内見をお願いする場合がございますので、できるかぎりご対応をお願いします。
5 売買契約の締結・お引き渡し
双方ご納得の上で売買契約を締結。各種手続きが済み次第、物件のお引き渡しとなります。これにて、売却完了です。
WILLハウジングの特徴・強みは、以下のページをご覧ください。
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